障碍者スポーツ指導員養成研修会参加レポート
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.08.10
こんにちは、教員の樋口です。
今週行われた障害者スポーツ指導員(初級)養成研修会に
本校の学生が参加しました。
今回は本人からレポートが届きましたので、お伝えします。
【車椅子バスケットボールを体験して】
率直にいうと健常者のバスケットボールと比べて難易度が
かなり高い。シュートをするにも健常者のように下半身を使って
上に投げるのではなく、車椅子から上半身の力(静的な力)だけを
使って投げることはとっても厳しいものがあった。
加えて、自分の足は車椅子なので、操作に巧緻性が求められる。
これも難易度を高めている。
障碍者スポーツの発展は急進的とはいい難いが、
一般競技にも劣らない魅力を感じることができたし、
こういったことのお手伝いを通してノーマライゼーションの
観点からもお互い楽しめるように支援したい。
(昼間部2年 長村 良)
【ゴールボールを体験して】
この種目は視覚障害をもった方々がアイシェイドという
目隠しをして、音の鳴るボールを使います。
1チーム3人で長さ9mものゴールを守り、
またボールを転がして相手のゴールにシュートを決めます。
私も実際にアイマスクをして体験してみました。
自分の耳を頼りにやりましたが、やってみると難しいもので
私たちは相当視覚に頼っているんだなと実感させられました。
これから行われるロンドンパラリンピックの日本代表の方々も
いらっしゃって、一緒に体を動かし、障害の事についてお話を伺う
ことができました。
今回の講習会で今までほとんど知らなかった事や体験ができ、
今後に繋げていきたいと思いました。
( 昼間部2年 今西優美)
この講習会の参加は今年で3年目に入りました。
今は健常者のオリンピックの話題で一杯ですが、
陸上では南アフリカ代表のオスカー・ピストリウス選手が健常者に
混じって活躍していますし、その後はパラリンピックが始まります。
ステップアップを重ね、将来この方面で本校の卒業生が活躍する日も
やってくることを期待しています。
東京で柔道整復師・歯科衛生士を目指す
日本体育大学医療専門学校
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