日赤救急法講習会
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.22
こんばんは。教員のハットリです。
昨日、日赤の救急法短期講習会を本校実習室で行いました。
教職員合せて24名が参加し、3時間の講習を受けました。
講習の内容は心肺蘇生法およびAEDの使用方法についてでした。
かつて外科学の授業で心肺蘇生法を学んだ時は、A(気道確保)、B(人工呼吸)、C(心臓マッサージ)
の順番で蘇生法を実施すると教科書に記載がありましたが、現在ではAEDが届くまでの間に、
まず心臓マッサージを行い、次いで気道確保、人工呼吸を行うとのことです。
(外科学の教科書にはまだABCの順番で記載されているようですが、CBA+D(除細動)が最も新しい考え方のようです)
救急蘇生法には迅速な対応が求められます。
講習会には本校の事務長も参加されていましたが、医療従事者でなくとも、
心肺蘇生法およびAEDの使用方法について理解しておく必要性を痛感しました。
講習会終了後には受講者全員に受講証が手渡されました。
春をまつ福島駅で古関裕而像と福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.21
早寝早起き朝ごはんフォーラム 学生ボランティア
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.19
こんにちは。職員の川本です。
私は9月から独立行政法人国立青少年教育振興機構というところで研修をさせていただいています。
場所は代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターです。
このオリンピックセンターで、3月17日(土)
『早寝早起き朝ごはんフォーラム』というイベントが開催されました。
「早寝早起き朝ごはん」というのは、文部科学省と早寝早起き朝ごはん全国協議会が推進している国民運動です。
<<「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進について>>
子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。
また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところですが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れています。
こうした基本的生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
このような状況を見ると、家庭における食事や睡眠などの乱れは、個々の家庭や子どもの問題として見過ごすことなく、社会全体の問題として地域による、一丸となった取り組みが重要な課題となっています。
このため、平成18年4月24日には、本運動に賛同する百を超える個人や団体(PTA、子ども会、青少年団体、スポーツ団体、文化関係団体、読書・食育推進団体、経済界等)など、幅広い関係者にご参加いただき、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が設立されたところです。子どもたちの問題は大人一人ひとりの意識の問題でもあり、これを契機として多くの団体とともに、子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動を積極的に展開してまいります。
早寝早起き朝ごはんコミュニティサイト→http://www.hayanehayaoki.jp/
そのフォーラムで、日体柔整の学生が学生ボランティアにきてくれました!
来てくれた学生は、
昼間部2年生の柴田くん、武田くん
昼間部1年生の渡辺さん、工藤さん、須藤さん、長村くん、岩田さん の7名でした。
他の大学からもボランティアがたくさん来てくれたのですが、それが女子ばかり…。
日体柔整の男子陣は女子の多さに圧倒されていました(笑)
当日日体柔整の学生は『体験託児室』という子供向けプログラムでボランティアの仕事をしていました。
私は、違うプログラム担当でしたので、あまり働いている姿は見られなかったのですが、
他のスタッフに聞いたら、大活躍していたそうです。
上の写真の武田くんは一見サボっている様に見えますが、トイレに行きたくなった男の子をトイレへ運ぶ
という超重要任務を行っていました。
ボランティアに参加してくれたみんなありがとう!!
卒業生へ
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.12
こんにちは。教員のハスヌマです。
3年生の皆さん、昨日は卒業おめでとう。
東日本大震災からちょうど1年という日に行われた卒業式。
卒業生総代の佐藤さんも答辞の中で述べていましたが、これから地域医療に携わる者として、
一つの命題を与えられたものとして日々の研鑽に励んで下さい。
そして、自らのエゴで行動するのではなく、
患者さんのために自分が今するべきことは何か、ということを常に考えて患者さんと対峙して下さい。
今後の活躍を期待しています。
そして卒業式終了後、謝恩会にお招きいただき、ありがとうございました。
楽しい時間をみんなと過ごすことができました。
その謝恩会の席で、卒業生から素敵なプレゼントをいただきました。
クラス全員の写真とメッセージが書かれたアルバムです。
どんな高価な贈り物よりも嬉しいですね。
思えば1年前、3年間担任を務めた夜間部36期生が卒業し、
3年生の担任という大きなプレッシャーから開放されたのも束の間、
昼夜間の人事異動に伴い、3年生となったこの学年の担任を任されることとなりました。
2年続けて3年生の担任という重責、しかも何ともまとまりのないクラス・・・。
彼らとこの1年間でどこまで心を通わせることができるのか、不安だらけで年度のスタートを切りました。
春先から行ってきた国家試験対策が思うように浸透せず、なかなか成績が上がらない状況に苛立ちもしました。
それでいて一向に減らない遅刻、欠席。
振り返ると、彼らには厳しい言葉ばかり浴びせていたような気がします。
同じようなことを何度も何度も、学生も耳が痛かったでしょうね(笑)
でも、こうして彼らからのメッセージを読んでいると、そんな苦労も吹き飛びますね。
1年間、苦労した甲斐がありました。
そして3年生諸君、1年間本当によく頑張ったと思います。
みんな偉い!!
柄にもなく、感傷的なブログになってしまいましたが、とにかく、
卒業おめでとう!
そしてありがとう!!
アルバム、宝物にします。
加藤校長最終講義
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
こんにちは、教員のハットリです。
3月6日の火曜日に加藤征校長の最終講義が行われました。講義には在校生を中心に約80名が参加しました。
加藤校長は東京慈恵会医科大学解剖学講座に勤務する傍ら、日体柔整専門学校の開校当初より非常勤講師として
解剖学、運動学を担当され、以後39年に渡って本校で教鞭をとられました。約2,300名の同窓生は全員が校長の
教え子になります。このブログのタイトルである「LOOK LOOK」も、実は校長の授業中の口ぐせからとったものです。
そんな名物講師である加藤校長も、今年度で定年退職となります。
講義の内容は、加藤校長が長年研究に携わってきた脈管系の話と、脊椎動物の骨格の話が中心でした。
脈管系の講義は「何が正常か」というサブタイトルの基、様々な動脈系の分岐パターンを紹介して下さいました。
いかに人間の体が複雑で、普段教科書で読んでいることが全てではないという事がよくわかりました。脊椎動物の骨格
についての講義では、カメやヘビなどの爬虫類から、鳥類、魚類、両生類、そしてイヌ、ネコ、キリンなどの哺乳類まで、
多くの標本を提示して頂きました。カメの脊髄神経は意外に少ないんですね。驚きました。
講義の最後には、腹膜について模型を用いての説明がありました。
教科書だけではイメージしにくいですが立体的なイメージを持つと理解しやすいですね。
(学生には少し難しかったかもしれませんが)
最終講義終了後には、学生を代表して夜間部3年生の坂下友見から感謝の花束が手渡され、参加者全員で記念写真を
撮りました(人数が多いため2回に分けて撮影しました)。
加藤校長、長い間本当にありがとうございました。
就職活動
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
こんにちは。教員のハスヌマです。
一雨ごとに暖かさが増し、春の訪れを感じられるようになってきましたね。
学校は授業もなく、静かな校内ですが、
今日は先日国家試験を終えたばかりの夜間部3年生が、ひっきりなしに教員室を訪れています。
就職が決まった報告に来る者、就職先を探しに来る者・・・。
国家試験合格予定者たちは、4月からの研修に向けて動き出しているようです。
今日、相談に来た学生の一人は、大田区で開業している卒業生のところへ見学にいくことが来まりました。
このような形で同窓と同窓の繋がりが毎年のように生まれるのも、日体柔整の伝統の一つです。
そんな最中に、同じ夜間部3年生の北村君が、大きな荷物を引きずって教員室に入ってきました。
なんでも、父親に頼んで信州の実家から銘酒を送ってもらい、それをわざわざ持ってきてくれたのです。
お世話になったお礼に、ということなのですが、彼が帰ってから中をみてびっくりしました。
搾りたて原酒と大吟醸をいただいたのですが、大吟醸のラベルがなんと刺繍されているものなんです。
自分も初めて見ました、刺繍ラベル。
大してお世話していないのにこんな高級な日本酒を・・・、恐縮です!
でも、ありがたく頂戴致します!!
それにしても、学生たちは自分のことを相当な酒飲みだと思っているのですかね。
まあ、あながち間違ってはいないですけど・・・。
しかも、先日の宮崎君もそうでしたが、何故か自分が週一の禁酒日に定めている木曜日に持ってくるんです。
今日も禁酒令を破ってしまうことになりそうです。
というか、もう時間休をとって家に帰りたいくらいです(笑)
北村君、ありがとう。お父様にも宜しくお伝え下さい。
余談になりますが、北村君はこの1年間で最も成績が伸びた学生の一人です。
10月に行われた第1回卒業試験で、彼の成績は国家試験の合格基準を大きく下回るものでした。
しかし、国家試験に向けて彼が取り組んできた姿勢と、話している内容から、
彼の成績が飛躍的に伸びる “ 予兆 ” を、その時点で自分は感じていました。
どんな “ 予兆 ” かというと、この頃の彼は、色々な知識がつながり出して勉強が楽しくなり始めていたんです。
なので、第1回卒業試験終了後のホームルームの際に彼の名前を出し、
「北村は今回はこの成績だけど、第2回卒業試験では恐らく上位に来るよ」
という話をみんなの前でしました。
彼には無用なプレッシャーをかけてしまったかな?
とも思ったのですが、そんな心配は全く無用でした。
それからというもの、彼の知識欲に一気に火が点き、
自分の予言通りに成績は飛躍的に向上していきました。
それに伴い、質問の内容もどんどんマニアックになっていき、最後の方は自分では手に負えないほどになっていました(笑)
結果、半年前には国家試験に受かる力のなかった彼が、国試本番の自己採点で200点近く取るほどまでになったのです。
来年国家試験を受ける今の2年生からも、彼のような学生が大勢出現することを期待しています。
「あたりまえ」は、奇跡!?
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
はじめまして。事務室の中小路です。
昨年の9月から、お世話になっております。
「人間の体って凄い!!」
校長先生の最終講義を拝聴させていただき、
見たこともないような貴重な映像を目の当たりにし、改めて感じました。
人間ひとりひとりの体の中には、たくさんの骨や筋肉をはじめ、臓器があり、
血管がわかれている場所など、人によって個性があるというお話も新しい発見でした。
それぞれの臓器がそれぞれの役割を、毎日頑張って果たしてくれているおかげで、
生きていられるのだな・・・と思うと、
生きているのではなく、生かされているのだと感じずにはいられませんでした。
2年前に左足首の靭帯を断裂する怪我をしました。
次の日から、昨日まで当たり前に出来ていたことが出来なくなりました。
松葉杖で荷物を持ち、通勤ラッシュの足早なペースに
ついてゆくことが出来ず、車で送ってもらうことに。
車椅子での買い物は、1センチの段差も一人ではのぼることが出来ませんでした。
健康な時には気づかないことに目が向くようになりました。
自分の足で、好きなときに、好きな場所へ行ける!
これって、本当に素晴らしいことで、あたりまえのことではないのだとしみじみ思いました。
あたりまえだと思っていたことが、
実は、奇跡の積み重なりによって維持?されていたのだとわかった時、
「感謝」の気持ちが生まれました。
昨年1月に、闘病中の義母が亡くなり、
「命って、人生って何だろう?」ということが頭から離れなかったときに、震災が起きました。
毎日、仕事場から帰る時、「また明日!」って言えることがどれだけ恵まれているか・・・。
「今日、生かさせていただいていることに感謝・・」をして、
毎日を大切に、心をこめて生きたいです。
春間近のみぞれ雪のふる原ノ町駅で福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
読書のススメ
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
こんにちは。教員の樋口です。
3年生の皆さん、国家試験お疲れ様でした。
自己採点も終わり、ほっとしていることと思います。
さて、今日は最近読み終えた本を紹介します。
「人体常在菌のはなし—美人は菌でつくられる—」 青木 皐(集英社新書)
皮膚の表面についている菌や消化管に住みついている菌のお話です。
赤ん坊が最初にもらう常在菌の部分は笑ってしまいました。
人類が如何に微生物と共存してきたか、共生しているか興味深く読むことができました。
僕がこの本に手を出した理由は、ラグビーの試合で膝や肘を必ず擦りむき、痛くてつらい思いをしたことです。
一緒にプレーしている仲間たちは
「何処そこのグラウンドはヤバい。すぐ化膿する。」
などと発言しているものですから、チームの衛生管理も兼ねて読むことにしたのです。
でも、人間どうし、皮膚を接触しただけでも相当数の菌が移動するようなので、
スクラムの時には一体どうなっているのだろうかと心配になってしまいました(冗談です)。
ちょうど柔道整復接骨医学会誌(Vol.20-1号)に有明医療大の久米先生(本校の先輩ですよ!)が
固定材料と皮膚のATP検査で短報を掲載されていました。
よろしかったらそちらも御覧下さい。
もうすぐ春期休暇を迎えます。
授業もないこの時期、ゆっくり読書してみては如何ですか。
入学前教育(4回目)
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.03
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