解剖見学実習
カテゴリー:過去情報 更新日:2010.04.22
こんにちは。教員のハスヌマです。
昨日、昼間部・夜間部3年生の解剖見学実習が東京慈恵会医科大学で
行われました。
本校では3年間で2回、解剖見学実習を行っています。
3年生にとっては昨日が初めての解剖見学実習でした。
大学の中央講堂に集合した後、まず始めに標本室を見学させていただきました。
初めて見る貴重な標本の数々に、学生たちは興味津々の様子でした。
その後、解剖実習室に移動して献体の見学を行いました。
学生は2グループに分かれ、加藤校長による運動器(骨・筋など)の講義と、
清木先生による内臓器の講義をそれぞれ受けました。
事前説明の際に、献体を見学することに対して不安を抱いていた
学生もいたので気になって顔色を窺ってみると、
献体を一番見やすい場所で必死に先生の説明に耳を傾け、
食い入るような視線で献体を見つめ、
積極的に手を伸ばして自らの手で感触を確かめていました。
実際に献体を見学することは学生たちにとって
大変貴重な経験となったことでしょう。
“ 百聞は一見に如かず ”
今後の学問の研鑽に大いに活かしてください。
そして昨日、先生の説明についていけずに悔しい思いをした学生も
たくさんいたはずです。
全然わからなくて「悔しい」「情けない」と思ったら必死に勉強してください。
最後に、献体された方とその御家族に対し、あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございました。