卒業生へ
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.03.24
こんにちは。教員のハスヌマです。
ブログの移行期間中、日本では国内観測史上最大のマグニチュード9.0を記録した東日本大震災が発生し、
地震と津波、さらには福島の原発事故で多くの方が被災され、今なお避難生活を余儀なくされています。
同じ日本国民として毎日報道される被災地の状況に心を痛め、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
そして日体柔整専門学校でも、この期間に色々なことがありました。
まずは国家試験。
3月6日、本校3年生55名と既卒者19名、計74名が第19回柔道整復師国家試験に挑みました。
今年は必修問題の難易度が少し高かった印象があります。
合格発表は28日(月)、もうすぐです。
結果が楽しみでもあり、不安でもあり・・・、複雑です。
自分が受けたとき以上にそわそわしています。
そして卒業式。
未曾有の大災害が発生した中での挙行の是非については、いろいろな考えがあるかと思います。
しかし、彼らの3年間の苦労と努力を顧みると、卒業証書を手渡すことができたのはよかったと思っています。
式のあとの最後のホームルームでは、学生からサプライズのプレゼントをいただきました。
全員の寄せ書きの入った色紙と、G − SHOCKの時計です。
みんなでお金を出し合って買ってくれたそうです。
危うく泣きそうに・・・、また宝物が一つ増えました。
今、あらためてひとりひとりのメッセージを読むと、3年間の思い出が蘇ってきます。
卒業しちゃったんですね、本当に。
毎年のことではありますが、今年は特に寂しい気持ちが強いですね。
卒業したみんなへ
これからは柔道整復師として患者さんに接することになります。
そのことに対して、常に自覚と責任をもって日々の施術に当たって下さい。
そして、皆さんの “ 手 ” は何のためにある “ 手 ” なのか、このことを忘れないようにして下さい。
活躍を期待しています。
それから、寂しがりやの担任のためにも、たまに学校に遊びにおいでね、みんな。