実技試験1
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.05.27
こんにちは。教員のハスヌマです。
今週、1年生に対して基本包帯法の実技試験を行いました。
課題は、基本包帯法の中の環行帯、螺旋帯、折転帯、亀甲帯でした。
はじめての実技試験ということもあり、緊張している学生が多かったですね。
そんな中で、ちゃんと実力は発揮できましたか?
印象としては、皆さんよく練習して臨んだとみえて、まずまずの出来だったと思います。
でも、折転の際にしわや弛みが出来てしまったり、亀甲帯の走行が少し乱れる学生が多かったです。
包帯のラインの出し方もまだまだですね。
課題はたくさんあります。
試験を実施し、包帯をはじめてまだ2ヶ月弱ですが少しずつ差が出始めているのを感じました。
でも、授業でも言ったように今の段階での “ 差 ” は器用・不器用による差だと思っています。
これからは、練習量による “ 差 ” がどんどん出てきます。
不器用な人でも一生懸命練習すれば、必ず器用な人より勝ることが出来ます。
学生の頃、折転帯がどうしてもうまく巻けなくて、実技試験の際、当時教鞭を執られていた丸山先生に、
「ハスヌマ君、どうしたんだ? ひどいね。」
と言われ、何度も巻き直しをさせられたことを思い出します。
その悔しさをバネに何度も練習を重ねたお陰で、今では人並みに巻けるようになったと思っています。
昨日の夜間部の試験終了後、本番で実力を発揮できなかったのか、放課後実習室に残り、
黙々と試験課題を復習している学生を見かけました。
また今日は、昼間部の授業終了後に、来週から教える予定の麦穂帯を予習している学生がいました。
うれしいですね。
彼らは1年後には見違えるほど包帯が上手になっていることでしょう。
これからも手を抜くことなく、学生と対峙して指導しますので、一緒に頑張りましょうね。