旭川で・・・
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.08.23
こんにちは。教員のハスヌマです。
学校の一斉休暇を利用して、今年も一週間ほど旅に出てきました。
昨年同様アラスカへ行き北極圏をキャンプする予定でいたのですが、諸事情で行けなくなってしまい、
今年は急遽北海道へ行くことになりました。
野付半島、釧路湿原、十勝岳、旭岳、知床、羅臼湖・・・。
北海道の自然の中を歩き回り、マイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
旭岳へ行ったときのこと。
旭岳は大雪山系の山岳で、標高2291m、北海道最高峰です。
旭岳温泉の『山麓駅』からロープウェイに乗って『姿見駅』へ。
そこから “ 噴気孔 ” や “ 姿見の池 ” などを見ながら7合目くらいまで登り、
1時間ほどで『姿見駅』まで戻ってきました。
そこからロープウェイに乗って戻れば良かったのですが、
「どうせなら歩いて下ってみよう」
と変な気を起こしてしまったのです。
レンジャーに聞くと、『山麓駅』までは歩いて2時間。
「登山用の靴を履いていれば大丈夫ですが、歩いている人はほとんどいないし熊も出るので気をつけて下さい」
とのこと。
靴はしっかりとしたものを履いていたし熊避け用の鈴もリュックに付けていたので、
勇んで下山用のトレイルを歩き出しました。
後悔し始めたのは歩き始めて15分位経った頃でした。
トレイルとはいえ大小の岩はむき出し、木の枝がせり出して這うように進まなければならないし、
前日の雨で小川のように水が流れているといった悪路。
おまけに手をつかなければ下りられないような急斜面の連続。
人の気配は全くなく、
「ここで怪我をしたり熊に襲われたら終わりだな」
なんてことを考えながら岩を乗り越え、急斜面を下り、ふと熊の気配を感じて鈴を鳴らし、手を叩き・・・。
そんなことを繰り返しながら、1時間半位でなんとか『山麓駅』まで戻って来ることができました。
しかし無茶をした代償で、着く頃には7年前に手術した左の足関節が悲鳴を上げていました。
取り敢えずその日の宿泊地だった旭川へ移動したものの痛みはひかず、歩くのもままならない状態。
旭川ラーメンを食べながら「明日からどうしようか?」と考えているとき、
昼間部1期卒の窪田先生が2ヶ月前に旭川市内で開業したことを思い出しました。
早速住所を調べて翌朝、訪ねてきました。
窪田先生は、本校を卒業してから都内で約6年間研修に励んだ後、実家のある旭川市に戻って
2ヶ月前に「くぼた神居整骨院」を開業しました。
一昨年には専科教員講習会を受講し、教員の資格も取得しています。
突然の訪問にびっくりしていましたが、超音波と手技療法を中心に丁寧な治療をしていただきました。
お陰でその後も北海道を歩き回ることができました。
窪田先生、ありがとうございました。
卒業生が遊びにきました。
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.08.23