国家試験に向かって
カテゴリー:過去情報 更新日:2011.12.20
こんばんは。教員のハスヌマです。
3年生は今日で後期再試験が終了しました。
結果はどうでしょうか?
私も不安です。
息つく間もなく、明日は第2回卒業試験です。
国家試験に向かっていよいよ正念場に差し掛かっている言えるでしょう。
春から取り組んできた国家試験対策、そして9月から毎週行っている必修問題対策。
3年生の皆さんはどのように受け止めて取り組んできましたか?
客観的にみても、一つ一つ咀嚼・消化して確実に力を付けてきている学生もいれば、
未だに “ 課せられている課題 ” のように捉えてただやっているだけ、という学生もいるように感じます。
毎年国家試験対策に携わっていますが、この取り組みの成果が数字として現れ始めるのが、
明日行われる第2回卒業試験からだと、私は感じています。
解剖生理の知識を基盤として必修問題対策を繰り返し行い、復習を重ねることによって、
他の教科の学力も自然と向上してきます。
今までは全くわからなかった問題も、解剖生理の知識があるだけで2択あるいは3択へと絞り込むことができ、
正解する確率が高くなります。
このように2択、3択へと絞り込める問題が増えてくれば、試験が終わった直後には、
「難しかった」「全然出来なかった」
と落ち込んでいても、蓋を開けてみると結構点数が取れていた、という結果になってきます。
こうなれば、徐々に力が付いてきている、と少しだけ自信を持っていいと思います。
最近、教員室に来て、
「やってもやっても点数が伸びない」
とか、
「身になっている気がしない」
と愚痴をこぼしている学生が大勢います。
もちろん、勉強の仕方をより改善する必要はあるかと思いますが、
少なくともこのような危機感をもって取り組んでいる学生に対しては、私自身はあまり心配していません。
焦らず、今やるべきことを一つ一つこなして行けば、結果は必ず付いてきます。
もちろん、努力が全て報われるとは限りませんが、少なくとも成功した人は全員努力をした人達です。
“ Pressure makes diamonds ”
ダイヤモンドを作るためには高圧・高温で凝縮しなければなりません。
プレッシャーで押しつぶれそうになったときほど、ダイヤモンドとして輝くチャンスだと思い、
あと2ヶ月半、頑張って下さい。
私も頑張ります。
書いているうちに熱くなってきてしまい、長くなってしまいました。
最後まで読んでくれてありがとうございます(笑)
3年生が心配で心配でたまらない、ハスヌマでした。