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最後の実技試験

カテゴリー:過去情報 更新日:2012.01.31

こんにちは。教員のハスヌマです。

昨日、昼間部の1年生に対し、最後(6回目)の実技試験を実施しました。

今回の課題は、

「プライトンシーネを用いた足関節捻挫の固定」

です。

“ プライトン ” とは、熱可塑性の合成樹脂副子の一種で、

2週間前の授業の際に、足関節捻挫用のシーネの作成を行いました。

それを用いた足関節の固定を、最後の実技試験の課題として選びました。

しっかりとシーネを押さえながら巻かないと出来上がりがダボついた感じになってしまうし、

うまく包帯のラインを出さないとシワや包帯の浮きが出来やすいので、1年生には難しい課題だと思います。

予想通り、評価はかなりバラつきました。

そんな中、昼間部で最も高評価を獲得したのは、今西優美さんでした。

とうことで、恒例のご褒美動画アップです。

【プライトンシーネを用いた足関節の固定】

試験のときはほぼ完璧だったんですけど、やはりカメラを向けられると緊張するのでしょうか?

試験のときの方が上手だったなあ(笑)

でも、走行に迷うことなくスムーズに手が動いていますし、まずまずきれいに巻けていますよね。

副子の押さえもしっかり意識して行っています。

テーピングを巻いている人にありがちな、すこし包帯を伸ばしてあおるように巻く癖があるので、

今のうちに直すようにして下さい。

授業のときにもいいましたが、包帯は臨床の現場で悔しい思い、情けない思いをたくさんして、

それをバネに何度も何度も練習を重ねて、初めて技術が身に付いてきます。

現状に満足することなく、精進を続けて下さい。

もちろん、それは私にも言えることです。

学生と一緒に成長できればと思っています。

夜間部の1年生は明後日、木曜日に試験を行います。

“ A+ ” を目指して頑張って下さい。