ご報告&謝辞
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.30
こんにちは。教員のハスヌマです。
ここ数日の暖かさで、桜新町界隈の桜のつぼみもだいぶ芽吹き、うっすらとピンク色を帯びてきました。
明後日の入学式までに、満開とはいかないと思いますが、何輪かでも咲いてくれるといいですね。
先ほど、加藤校長と一緒に学校法人日本体育会へ行き、松浪健四郎理事長より退職の辞令をいただいてきました。
平成11年に日体柔整を卒業して以来、13年間常勤として勤めて参りましたが、
一身上の都合により、今年度で退職することとなりました。
退職の辞令を手にすると、やはり感傷的な気持ちになりますね。
寂しいです!!
13年間、あっという間でした。
始めの頃は人前に立っているだけで大汗をかいてしまい、
「自分は教員には向いていない」
という思いを常に抱きながら13年間、教員として必死に頑張ってきたつもりです。
ここまでやってこれたのも、常勤の先生方を始めとする日体柔整の教職員の皆様に支えていただいたお陰です。
本当にありがとうございました。
そして多くの卒業生及び学生の皆様・・・。
学生に教えることで、私が教えること以上のものを学生から教わってきたような気がします。
私にとって教え子は、恩師でもあると思っています。
頼りない存在だったと思いますが、慕って下さったことに感謝しております。
日体柔整の専任としての勤務は明日を残すだけとなりました。
辞令を受け取った今日、このブログでもって皆様にご報告とお礼をさせていただきました。
とはいえ、4月からも非常勤として週に1回、学校に来て教育に当たらせていただくこととなっています。
後進の教育に粉骨砕身すると共に、口煩い非常勤として学校に対して様々な意見をさせていただこうと思っております(笑)
もちろん、日体柔整をより良い学校とするために・・・。
教職員の皆さん、学生の皆さん、4月からも宜しくお願いします。
そして卒業生の皆さん、4月からは毎週水曜日に学校に来ますので、遊びにきて下さい。
あ、それから非常勤になっても、たまーにブログを書こうと思っておりますが、
自分のかわりに服部先生がたくさん書いてくれるはずです(笑)
福島復興祈念競馬像と福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.26
碑文谷木村整骨院
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.26
こんにちは。教員のハスヌマです。
先週の土曜日(24日)、うちの研修生で、日体柔整夜間部34期卒の木村一先生の送別会を行いました。
木村先生は本校を卒業してから5年間、蓮沼整骨院で研修に励み、この度実家のある目黒区で4月から
「碑文谷木村整骨院」
を開院することになりました。
人のことは言えませんが、木村先生は強面で一見取っ付き難い雰囲気なのですが、
義理堅く男気溢れる人柄から、木村ファンの患者さんが非常に多かったんです。
土曜日はそんな木村ファンの患者さんや、お世話になった町会の方々にお集まり頂いて、盛大な送別会となりました。
和やかな歓談の後、最後は我が錦町町会のボス、青木信夫雄様より木村先生に向けて力強いエールが送られました。
木村先生、応援して下さる皆様の期待に応えられるよう、地元の人々に信頼される柔道整復師になって下さいね。
そして何よりも患者さんのために、今まで以上に精進されることを期待しています。
半世紀近くにわたり何人もの柔整師を育ている父をして、
「今までの弟子の中で一番いい」
と言わしめた木村先生が辞めることは、蓮沼整骨院にとっては大きな痛手です。
が、うちには後輩で日体柔整昼間部6期卒の瀬下真太郎がおります。
4月からは彼がさらなる飛躍を遂げ、先輩の抜けた穴を埋めてくれることにも大きな期待を抱いております。
もちろん私自身も、2人に負けないよう奮励努力する所存です!
碑文谷木村整骨院
152-0003 目黒区碑文谷3-10-10
公開講座を開催致しました。
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.24
日赤救急法講習会
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.22
こんばんは。教員のハットリです。
昨日、日赤の救急法短期講習会を本校実習室で行いました。
教職員合せて24名が参加し、3時間の講習を受けました。
講習の内容は心肺蘇生法およびAEDの使用方法についてでした。
かつて外科学の授業で心肺蘇生法を学んだ時は、A(気道確保)、B(人工呼吸)、C(心臓マッサージ)
の順番で蘇生法を実施すると教科書に記載がありましたが、現在ではAEDが届くまでの間に、
まず心臓マッサージを行い、次いで気道確保、人工呼吸を行うとのことです。
(外科学の教科書にはまだABCの順番で記載されているようですが、CBA+D(除細動)が最も新しい考え方のようです)
救急蘇生法には迅速な対応が求められます。
講習会には本校の事務長も参加されていましたが、医療従事者でなくとも、
心肺蘇生法およびAEDの使用方法について理解しておく必要性を痛感しました。
講習会終了後には受講者全員に受講証が手渡されました。
春をまつ福島駅で古関裕而像と福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.21
早寝早起き朝ごはんフォーラム 学生ボランティア
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.19
こんにちは。職員の川本です。
私は9月から独立行政法人国立青少年教育振興機構というところで研修をさせていただいています。
場所は代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターです。
このオリンピックセンターで、3月17日(土)
『早寝早起き朝ごはんフォーラム』というイベントが開催されました。
「早寝早起き朝ごはん」というのは、文部科学省と早寝早起き朝ごはん全国協議会が推進している国民運動です。
<<「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進について>>
子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。
また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところですが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れています。
こうした基本的生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されています。
このような状況を見ると、家庭における食事や睡眠などの乱れは、個々の家庭や子どもの問題として見過ごすことなく、社会全体の問題として地域による、一丸となった取り組みが重要な課題となっています。
このため、平成18年4月24日には、本運動に賛同する百を超える個人や団体(PTA、子ども会、青少年団体、スポーツ団体、文化関係団体、読書・食育推進団体、経済界等)など、幅広い関係者にご参加いただき、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が設立されたところです。子どもたちの問題は大人一人ひとりの意識の問題でもあり、これを契機として多くの団体とともに、子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動を積極的に展開してまいります。
早寝早起き朝ごはんコミュニティサイト→http://www.hayanehayaoki.jp/
そのフォーラムで、日体柔整の学生が学生ボランティアにきてくれました!
来てくれた学生は、
昼間部2年生の柴田くん、武田くん
昼間部1年生の渡辺さん、工藤さん、須藤さん、長村くん、岩田さん の7名でした。
他の大学からもボランティアがたくさん来てくれたのですが、それが女子ばかり…。
日体柔整の男子陣は女子の多さに圧倒されていました(笑)
当日日体柔整の学生は『体験託児室』という子供向けプログラムでボランティアの仕事をしていました。
私は、違うプログラム担当でしたので、あまり働いている姿は見られなかったのですが、
他のスタッフに聞いたら、大活躍していたそうです。
上の写真の武田くんは一見サボっている様に見えますが、トイレに行きたくなった男の子をトイレへ運ぶ
という超重要任務を行っていました。
ボランティアに参加してくれたみんなありがとう!!
卒業生へ
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.12
こんにちは。教員のハスヌマです。
3年生の皆さん、昨日は卒業おめでとう。
東日本大震災からちょうど1年という日に行われた卒業式。
卒業生総代の佐藤さんも答辞の中で述べていましたが、これから地域医療に携わる者として、
一つの命題を与えられたものとして日々の研鑽に励んで下さい。
そして、自らのエゴで行動するのではなく、
患者さんのために自分が今するべきことは何か、ということを常に考えて患者さんと対峙して下さい。
今後の活躍を期待しています。
そして卒業式終了後、謝恩会にお招きいただき、ありがとうございました。
楽しい時間をみんなと過ごすことができました。
その謝恩会の席で、卒業生から素敵なプレゼントをいただきました。
クラス全員の写真とメッセージが書かれたアルバムです。
どんな高価な贈り物よりも嬉しいですね。
思えば1年前、3年間担任を務めた夜間部36期生が卒業し、
3年生の担任という大きなプレッシャーから開放されたのも束の間、
昼夜間の人事異動に伴い、3年生となったこの学年の担任を任されることとなりました。
2年続けて3年生の担任という重責、しかも何ともまとまりのないクラス・・・。
彼らとこの1年間でどこまで心を通わせることができるのか、不安だらけで年度のスタートを切りました。
春先から行ってきた国家試験対策が思うように浸透せず、なかなか成績が上がらない状況に苛立ちもしました。
それでいて一向に減らない遅刻、欠席。
振り返ると、彼らには厳しい言葉ばかり浴びせていたような気がします。
同じようなことを何度も何度も、学生も耳が痛かったでしょうね(笑)
でも、こうして彼らからのメッセージを読んでいると、そんな苦労も吹き飛びますね。
1年間、苦労した甲斐がありました。
そして3年生諸君、1年間本当によく頑張ったと思います。
みんな偉い!!
柄にもなく、感傷的なブログになってしまいましたが、とにかく、
卒業おめでとう!
そしてありがとう!!
アルバム、宝物にします。
加藤校長最終講義
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
こんにちは、教員のハットリです。
3月6日の火曜日に加藤征校長の最終講義が行われました。講義には在校生を中心に約80名が参加しました。
加藤校長は東京慈恵会医科大学解剖学講座に勤務する傍ら、日体柔整専門学校の開校当初より非常勤講師として
解剖学、運動学を担当され、以後39年に渡って本校で教鞭をとられました。約2,300名の同窓生は全員が校長の
教え子になります。このブログのタイトルである「LOOK LOOK」も、実は校長の授業中の口ぐせからとったものです。
そんな名物講師である加藤校長も、今年度で定年退職となります。
講義の内容は、加藤校長が長年研究に携わってきた脈管系の話と、脊椎動物の骨格の話が中心でした。
脈管系の講義は「何が正常か」というサブタイトルの基、様々な動脈系の分岐パターンを紹介して下さいました。
いかに人間の体が複雑で、普段教科書で読んでいることが全てではないという事がよくわかりました。脊椎動物の骨格
についての講義では、カメやヘビなどの爬虫類から、鳥類、魚類、両生類、そしてイヌ、ネコ、キリンなどの哺乳類まで、
多くの標本を提示して頂きました。カメの脊髄神経は意外に少ないんですね。驚きました。
講義の最後には、腹膜について模型を用いての説明がありました。
教科書だけではイメージしにくいですが立体的なイメージを持つと理解しやすいですね。
(学生には少し難しかったかもしれませんが)
最終講義終了後には、学生を代表して夜間部3年生の坂下友見から感謝の花束が手渡され、参加者全員で記念写真を
撮りました(人数が多いため2回に分けて撮影しました)。
加藤校長、長い間本当にありがとうございました。
就職活動
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
こんにちは。教員のハスヌマです。
一雨ごとに暖かさが増し、春の訪れを感じられるようになってきましたね。
学校は授業もなく、静かな校内ですが、
今日は先日国家試験を終えたばかりの夜間部3年生が、ひっきりなしに教員室を訪れています。
就職が決まった報告に来る者、就職先を探しに来る者・・・。
国家試験合格予定者たちは、4月からの研修に向けて動き出しているようです。
今日、相談に来た学生の一人は、大田区で開業している卒業生のところへ見学にいくことが来まりました。
このような形で同窓と同窓の繋がりが毎年のように生まれるのも、日体柔整の伝統の一つです。
そんな最中に、同じ夜間部3年生の北村君が、大きな荷物を引きずって教員室に入ってきました。
なんでも、父親に頼んで信州の実家から銘酒を送ってもらい、それをわざわざ持ってきてくれたのです。
お世話になったお礼に、ということなのですが、彼が帰ってから中をみてびっくりしました。
搾りたて原酒と大吟醸をいただいたのですが、大吟醸のラベルがなんと刺繍されているものなんです。
自分も初めて見ました、刺繍ラベル。
大してお世話していないのにこんな高級な日本酒を・・・、恐縮です!
でも、ありがたく頂戴致します!!
それにしても、学生たちは自分のことを相当な酒飲みだと思っているのですかね。
まあ、あながち間違ってはいないですけど・・・。
しかも、先日の宮崎君もそうでしたが、何故か自分が週一の禁酒日に定めている木曜日に持ってくるんです。
今日も禁酒令を破ってしまうことになりそうです。
というか、もう時間休をとって家に帰りたいくらいです(笑)
北村君、ありがとう。お父様にも宜しくお伝え下さい。
余談になりますが、北村君はこの1年間で最も成績が伸びた学生の一人です。
10月に行われた第1回卒業試験で、彼の成績は国家試験の合格基準を大きく下回るものでした。
しかし、国家試験に向けて彼が取り組んできた姿勢と、話している内容から、
彼の成績が飛躍的に伸びる “ 予兆 ” を、その時点で自分は感じていました。
どんな “ 予兆 ” かというと、この頃の彼は、色々な知識がつながり出して勉強が楽しくなり始めていたんです。
なので、第1回卒業試験終了後のホームルームの際に彼の名前を出し、
「北村は今回はこの成績だけど、第2回卒業試験では恐らく上位に来るよ」
という話をみんなの前でしました。
彼には無用なプレッシャーをかけてしまったかな?
とも思ったのですが、そんな心配は全く無用でした。
それからというもの、彼の知識欲に一気に火が点き、
自分の予言通りに成績は飛躍的に向上していきました。
それに伴い、質問の内容もどんどんマニアックになっていき、最後の方は自分では手に負えないほどになっていました(笑)
結果、半年前には国家試験に受かる力のなかった彼が、国試本番の自己採点で200点近く取るほどまでになったのです。
来年国家試験を受ける今の2年生からも、彼のような学生が大勢出現することを期待しています。