春間近のみぞれ雪のふる原ノ町駅で福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
読書のススメ
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
こんにちは。教員の樋口です。
3年生の皆さん、国家試験お疲れ様でした。
自己採点も終わり、ほっとしていることと思います。
さて、今日は最近読み終えた本を紹介します。
「人体常在菌のはなし—美人は菌でつくられる—」 青木 皐(集英社新書)
皮膚の表面についている菌や消化管に住みついている菌のお話です。
赤ん坊が最初にもらう常在菌の部分は笑ってしまいました。
人類が如何に微生物と共存してきたか、共生しているか興味深く読むことができました。
僕がこの本に手を出した理由は、ラグビーの試合で膝や肘を必ず擦りむき、痛くてつらい思いをしたことです。
一緒にプレーしている仲間たちは
「何処そこのグラウンドはヤバい。すぐ化膿する。」
などと発言しているものですから、チームの衛生管理も兼ねて読むことにしたのです。
でも、人間どうし、皮膚を接触しただけでも相当数の菌が移動するようなので、
スクラムの時には一体どうなっているのだろうかと心配になってしまいました(冗談です)。
ちょうど柔道整復接骨医学会誌(Vol.20-1号)に有明医療大の久米先生(本校の先輩ですよ!)が
固定材料と皮膚のATP検査で短報を掲載されていました。
よろしかったらそちらも御覧下さい。
もうすぐ春期休暇を迎えます。
授業もないこの時期、ゆっくり読書してみては如何ですか。