「あたりまえ」は、奇跡!?
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.08
はじめまして。事務室の中小路です。
昨年の9月から、お世話になっております。
「人間の体って凄い!!」
校長先生の最終講義を拝聴させていただき、
見たこともないような貴重な映像を目の当たりにし、改めて感じました。
人間ひとりひとりの体の中には、たくさんの骨や筋肉をはじめ、臓器があり、
血管がわかれている場所など、人によって個性があるというお話も新しい発見でした。
それぞれの臓器がそれぞれの役割を、毎日頑張って果たしてくれているおかげで、
生きていられるのだな・・・と思うと、
生きているのではなく、生かされているのだと感じずにはいられませんでした。
2年前に左足首の靭帯を断裂する怪我をしました。
次の日から、昨日まで当たり前に出来ていたことが出来なくなりました。
松葉杖で荷物を持ち、通勤ラッシュの足早なペースに
ついてゆくことが出来ず、車で送ってもらうことに。
車椅子での買い物は、1センチの段差も一人ではのぼることが出来ませんでした。
健康な時には気づかないことに目が向くようになりました。
自分の足で、好きなときに、好きな場所へ行ける!
これって、本当に素晴らしいことで、あたりまえのことではないのだとしみじみ思いました。
あたりまえだと思っていたことが、
実は、奇跡の積み重なりによって維持?されていたのだとわかった時、
「感謝」の気持ちが生まれました。
昨年1月に、闘病中の義母が亡くなり、
「命って、人生って何だろう?」ということが頭から離れなかったときに、震災が起きました。
毎日、仕事場から帰る時、「また明日!」って言えることがどれだけ恵まれているか・・・。
「今日、生かさせていただいていることに感謝・・」をして、
毎日を大切に、心をこめて生きたいです。
春間近のみぞれ雪のふる原ノ町駅で福島県、南相馬の復興を祈る日体柔整バックとマフラータオル
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
読書のススメ
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.05
こんにちは。教員の樋口です。
3年生の皆さん、国家試験お疲れ様でした。
自己採点も終わり、ほっとしていることと思います。
さて、今日は最近読み終えた本を紹介します。
「人体常在菌のはなし—美人は菌でつくられる—」 青木 皐(集英社新書)
皮膚の表面についている菌や消化管に住みついている菌のお話です。
赤ん坊が最初にもらう常在菌の部分は笑ってしまいました。
人類が如何に微生物と共存してきたか、共生しているか興味深く読むことができました。
僕がこの本に手を出した理由は、ラグビーの試合で膝や肘を必ず擦りむき、痛くてつらい思いをしたことです。
一緒にプレーしている仲間たちは
「何処そこのグラウンドはヤバい。すぐ化膿する。」
などと発言しているものですから、チームの衛生管理も兼ねて読むことにしたのです。
でも、人間どうし、皮膚を接触しただけでも相当数の菌が移動するようなので、
スクラムの時には一体どうなっているのだろうかと心配になってしまいました(冗談です)。
ちょうど柔道整復接骨医学会誌(Vol.20-1号)に有明医療大の久米先生(本校の先輩ですよ!)が
固定材料と皮膚のATP検査で短報を掲載されていました。
よろしかったらそちらも御覧下さい。
もうすぐ春期休暇を迎えます。
授業もないこの時期、ゆっくり読書してみては如何ですか。
入学前教育(4回目)
カテゴリー:過去情報 更新日:2012.03.03