最後の授業の後に・・・。
カテゴリー:過去情報 更新日:2013.02.23
こんにちは、ながさかです。
冷たい空気ですが、気持ちのいい土曜日を静かに過ごしています。
今週月曜日は3年生にとって、日体柔整で最後の授業の日でした。
学び舎に感謝をこめ、そして後輩のためにもきれいにしていこうということで、
授業終了後大掃除を行いました。
研修や用があり残れない人もいましたが、
思いのほか多くの学生が残って、掃除隊長を中心に、
分担して黙々と行っていきます。
クラーメル解体で、綿花や包帯から出る繊維で鼻がむずむずするので、
ドアを開けるため、こんな応用もできるようになりました。
国家試験を目前とし、本当だったら勉強したいはずなのに、
みんな、黙々とやってくれます。
しかも、誰も文句を言わず、たのしそうに!
カメラを向けると誰かが気づき、
みんなでいいお顔!!
そして、さすが、脱帽なのは、
ただ掃除することだけで終わらないこと。
その先を考えて行動していました。
毎日学校をピカピカにしてくれている掃除のおばちゃんが、
困らないようにと、ゴミを小さくまとめたり、
いらない包帯を再利用しやすいように巻軸帯を巻いたり、
すっかりきれいになり、静かな教室を見て思ったこと。
最高の柔整師が世の中にまた、加わるなぁと。
掃除に参加できなかった子からも、
御礼のメッセージが届いていました。
勉強ができることは大切なこと。
でも、他を思いやり、尊敬と感謝の気持ちを持って、
行動できること。
これは、教えられてできることではないと思うのです。
もともとの人間性に経験が加わり、
傷つき、嫌な思いをし、
優しくなれ、強くなれる。
そんな素晴らしい学生と、ともに歩めたことは、
私にとって最高の財産です。
こころから感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
国家試験まであと1週間。
最後の最後までしっかりがんばってほしいと思います!!
そして、1,2年生のみなさん。
いろんな想いをしっかり感じながら、
一つひとつ積み重ねてがんばってください!!