悩める膝の痛みについて
カテゴリー:過去情報 更新日:2013.04.20
こんにちは。
日体接骨院の熊谷と野中です。
今回は将来、悩むかもしれない「膝の痛み」について少しお話したいと思います。
人が二足歩行となる上で宿命ともいえる膝の痛みですが40~60歳代の女性に多いと言われます。
日常生活において階段昇降の際に膝の内側が痛む、正座などの深く曲げる動作をすると痛むなどの症状が出て、
いざ病院を受診すると変形性膝関節症と診断される事があります。
症状が進行すると普段歩いてるときにも痛みを生じ、また寒い日や湿度の高いジメジメとした日に悪化する場合もあります。
対処法として、
①痛みの強い場合には安静にし、階段の上り降りや、膝を深く曲げるような正座などの動作は避けましょう
②体重の増加が関係してくることが多いので、体重コントロールをしましょう
③大腿四頭筋(前もも)の筋力トレーニングを行いましょう
③の大腿四頭筋とは膝を伸ばす時に働く筋肉で、膝関節を支えるとても大事な筋肉です。
そこで、手軽にできるトレーニングを御紹介します。
写真のように行い、次のPointが重要となります。
Point.1:椅子に深く腰を掛ける
Point.2:背筋をしっかりと伸ばす
Point.3:膝を伸ばした状態で保つ(この時に前ももにしっかりと力が入るよう意識する)
Point.4:足を上げる角度は、反対側のももと同じ高さにする。ももの部分と椅子の間は指1本入る程度浮かして、足首を90°にする
Point.5:無理をしないで頑張る、痛みが出ない程度に行う
今後の生活をより軽快に過ごすことができるように試してみてはいかがでしょうか。
最初は重りをつけないで行い、さらに筋力アップをさせる方法として、下記の様な器具を使用する方法もあります。
左:ウェイト2.5キロ 中央:砂袋1.5キロ 右:砂袋1.0キロ
接骨院ではこのPointを常に意識できるようサポートさせていただくので悩まれた方は是非、接骨院にお越しください。
また、トレーニング方法に精通したスタッフもいますので、質問・疑問等などいつでもお声を掛けて下さい。