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適塾

カテゴリー:過去情報 更新日:2013.07.25

こんにちは、 教員の小枝です。

暑さ厳しいですが皆様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか!

  私は今年度から医学史という授業を受け持っております。
最近の授業で、幕末の蘭医、緒方洪庵が大坂で開いた蘭学塾「適塾」を話す機会がありました。

天保9年(1838年)に開塾され、塾生からはのちに長州藩軍師となる大村益次郎、
福井藩士で将来の総理大臣候補といわれた橋本左内(残念ながら安政の大獄で斬首)、
豊前中津藩士で慶應義塾大学の創設者、「学問の父」とよばれる福沢諭吉などを輩出!
また、適塾は緒方塾、適々斎塾とも呼ばれておりました。

  実は私、昨年夏に大阪出張時の合間をみて、復元した適塾跡を見に行ってきました。

そこは静かなオフィス街の中に厳粛な雰囲気に包まれ建っており、念願の適塾を目の当たりにした時には
深い感動を覚えたのを今でも記憶しております。幕末好きの私にとってはまさに聖地のような場所でした(笑)。

まさかその時見た適塾を授業で話すことになるとは…

感慨深いものがありますね。「歴史とは現在と過去との対話である」とはよく言ったものです。

  学生の皆さん、夏休みはもちろん勉強も大事ですが、身近な場所からでよいので歴史探究もいいですよ!
そこには新たな発見・出会いがあるかも?

写真は適塾跡に建っている緒方洪庵先生の銅像です。

臨床実習が終了しました!

カテゴリー:過去情報 更新日:2013.07.25

こんにちは!日体接骨院の熊谷です!

5月から始まり2ヵ月にわたり続いた臨床実習も7月20日(土)をもって昼間部、夜間部合わせ計49人が無事に終了しました!

小枝先生のブログでもご紹介させて頂きましたが、臨床実習では湿布作り、包帯巻きなどの業務や、同意を頂いた患者様の施術見学や、補助を行っております。

普段、接骨院などで研修をしている学生もそうでない学生も汗を流しながら一生懸命やっておりました!

実習後の感想文には・・・
・患者様とのコミュニケーションの取り方が難しかった

・患者様に症状の説明をさせて頂く際に知識不足を痛感した

・教科書通りではなく、患者様に合わせた固定や施術が必要なんだと感じた

など実際に患者様と接することで初めて気づくことや学ぶことがあると感じた学生が多かったようです!

他にも

・包帯巻き機で包帯を巻く際に包帯の固さや包帯の”目”を意識して巻くことの大事さが分かった

という声もあり、「実際に患部に巻く包帯を巻いている」という意識を持ってくれた学生もいました。

包帯を一生懸命巻くことを意識してくれたおかげか、このようにポッキリとハンドルが5,6本折れてしまいました(笑)

三年生の皆さんお疲れ様でした。これから認定実技や国家試験という大きな壁を乗り越えるために頑張って下さい!!

今回、臨床実習にあたり学生の施術見学や補助を心良く引き受けて頂いた患者様本当にありがとうございました。

実習の様子を日体接骨院のfacebookページにもアップしますのでどうぞご覧になって下さい。