包帯固定
カテゴリー:過去情報 更新日:2014.01.18
日体接骨院の熊谷です。
今回は日体接骨院で日常的に使用している包帯についてご紹介します。
様々な種類やサイズの包帯がありますが、「包帯固定学」の教科書には幅31~33.5cm、長さ9mのさらし木綿を縦に2~8等分に切断して巻軸状にしたものである、と書かれています。
傷口を圧迫する包帯の使い方もありますが、柔道整復師は患部を固定する目的で包帯を使用します。
つい先日も日体接骨院に足首を捻り受傷した患者様がお見えになり今回のブログ紹介を快く承諾していただきました。
ご協力大変感謝致します。
50代女性でサッカーの試合中に相手選手と競ってボールを追っていた際に左足関節を内側に捻り負傷、病院では骨折は無く捻挫と診断されたそうです。
受傷3日後ですが、このように腫れと皮下出血が出ております。内果(内くるぶし)と外果(外くるぶし)が分からないくらい腫れてますね。
今回は4裂包帯(さらし木綿を4等分したもの)、ガーゼ包帯、柔整パット(足関節内外側の腫れをひかせるため、足底板)、熱可逆性キャスト材(お湯で形状を変えられるもの)で固定をしました。
競技復帰までまだ数週間はかかりますが、日体接骨院総出で施術、サポートさせていただきます!
柔道整復師の先生方によって包帯の固定法は様々で、驚かされるような固定法もありまだまだ経験と知識が足りないため、何が患者様にとって一番良いかを考え施術にしたいと思います。