10月27日(卒業試験)が近づいて
カテゴリー:過去情報 更新日:2015.10.24
こんにちは。
教員の 吉田 です。
3年生の皆さんは国家試験に向けて日々勉学に励んでいることと思います。
さて、いよいよ10月27日に3年生は卒業試験を受験します。
もう目の前です。今までの勉学で得た知識をフルに活用し、力を発揮してもらいたいと思っております。
しかしながらこの時期、多くの受験生を悩ませる要因となるのは、むくむくと湧き上がる
“精神的な不安”“ネガティブな思考”
であると思います。
直前期の「モヤモヤ」「イライラ」をどのように対処すればよいでしょうか?
試験まであまり時間がない
だから勉強はしなければならない!!
頭ではそう分かっていても、
なかなか心が追いついていかない、 こんな状況下において、ずいぶんと悩んでいる人もいることでしょう。
◆原因不明の「モヤモヤ」は勉強で払拭!!
試験直前になると、これまで以上に
試験に対する不安や自信のなさが心を支配するようになってくるものです。
「全然覚えられない、これでは無理かな」
「覚えたはずなのに、すぐに忘れる」
「解剖・生理・柔整以外何も手を付けていない」「受験したって、受かる気がしない」
「夏までに解剖・生理を仕上げるはずだったのに・・・」等々。
個々によって不安要素は様々だと思いますが、 こうした一つひとつの“モヤモヤ”が、
大切な直前期の学習進捗を妨げることがあります。
このような、不安から生じる“モヤモヤ”を取り除くためには
一体何をすればよいのでしょうか?
よく耳にするのは
「気分転換を図る」「疲れたら一旦休憩」等、
勉強から離れることで気持ちをリフレッシュさせる方法ですが、
これでは根本的な解決にはつながりません。
むしろ、直前期に勉強を中断してしまうことで
自己嫌悪に陥ったり、不安感を増長させることになったりと、
さらなる精神不安を引き起こすことにもなりかねないと思います。
もちろん、日々の学習において適度な休憩は必要ですが、不安に思う気持ちから焦ってしまうと、
勉強効率が下がってしまいます。不安に駆られるままに学習から離れてしまうのも禁物。
気分転換は、そのタイミングを誤れば“毒”にもなります。
直前期の“モヤモヤ”払拭のために最も有効なのは、
『どんなに不安でも勉強を続けること』です。
たとえモチベーションが低下していたとしても、
とりあえず計画通りに学習を始めてしまうこと。
テキストを広げる、問題集に取り組む、単語カードを開く等々、
一つひとつをこなす過程で、
次第に心が前向きになってくることもあります。
仮にマイナス思考を取り除けなかったとしても、
その日にこなした分は確実に明日の学習につながりますし、
計画を前に進めたこと自体が精神面における安心材料になります。
精神的に大変な時には、
勉強に着手することがつらく感じる時も多々あると思います。
ですが、諦めず「続ける」ことが大切なのです。
「継続は力なり」
3年生の皆さんはわかっていると思いますが、卒業試験が終わっても、これで終了ではありません。通過点です。
国家試験まで、継続して勉強していくにはしっかりとした計画を立てる必要があります。
個々の計画をしっかりと組み立ててください。見直してください。
「計画と実行」これがしっかりできていれば、何も怖いことはありません。不安に思う必要もありません。心にゆとりをもって臨めるようにすらなれると思います。