包帯の実技授業風景
カテゴリー:スタッフブログ 更新日:2017.05.15
こんにちは。教員の熊谷です。
私は1年生の包帯固定学を担当しております。
包帯は柔道整復師には欠かせない固定材料の一つです。
例えば骨折、脱臼、捻挫など損傷している部位を安静に固定するために用いられます。
包帯の巻き方には大きく分けて6種類ほどの方法があります。
今回の授業では、その中の一つである折転帯を用いて前腕部、下腿部の包帯法を固定する練習をしました。
実際の臨床現場で前腕部や下腿部を全て折転帯で巻くということはありませんが、包帯を思い通りに操作する良い練習になります。
きれいに巻こうという意識が強すぎると途中できつくなり過ぎたり、きつくさせないように巻こうとすると緩くて途中でずれ落ちたりと学生は悪戦苦闘していました。
最初から上手に巻けるということはなく、巻く度に試行錯誤を繰り返しながら丁寧に練習することが上達の近道です。
これから一年間を通して、包帯の固定だけではなく様々な固定法を学んでいきます。
学生の皆さん頑張っていきましょう!