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日本体育大学医療専門学校に関するニュースをお届けします。

夜間部1年生へ

2013.6.7

過去情報

こんにちは。教員の蓮沼です。 先週の水曜日、夜間部1年生に対して初めての実技試験を実施しました。 試験課題は、 ①手関節から上腕中央までの包帯固定 ②足関節(踵を含む)から下腿上端までの包帯固定 の2つです。 この2つのどちらを施行するかは、自分の順番がきたときにくじ引きで決めます。 つまり、直前までどちらを巻くのか分らないことになります。 はじめての実技試験ということもあって、皆さんやはり緊張していましたね。 なかには緊張のあまり吐き気を催す学生も・・・。 でも緊張することはいいことです。 試験に対して真剣に取り組み、良い評価を得たいという気持ちが強ければ強いほど、緊張するわけですからね。 練習通り実力を出せた人も、出せなかった人も、お疲れ様でした。 結果は教室に張ってあると思いますので、確認しておいてください。 評価の詳細を知りたい人は、後日個別対応いたします。 今回の試験で一番評価の高かった高橋君の包帯裁きをご覧ください。 2.3年生に比べると、まだまだ包帯が手に馴染んでいませんが、包帯を習い始めて2カ月足らずでここまで巻ければ合格ですね。 他の学生も、日体柔整ブログの動画デビューを目指して次回の試験、頑張ってください。 ところで、自分が授業の時に頻りに、 「同じ相手とばかりやっていないで、どんどん相手を変えて練習しろよ!」 と言っていた意味がわかりましたか? 臨床ではいろいろな体型の患者さんに包帯を巻かなくてはなりません。 ですから、自分の試験では、試験課題だけではなく、巻く相手に関しても直前のくじ引きを決めるようにしています。 いつも同じ相手とばかり練習している人は、上手に巻けるようになったと思っていても、いつもとは性別も体型も違う相手に戸惑い、実力を出し切れなかったことと思います。 日頃の授業の時から、臨床の現場のことを意識して臨む必要がある、ということを理解してください。 これは実技だけでなく、座学の授業でも、です。 今週から基本包帯法の中で最も多用する、麦穂帯の授業に入ります。 明日、皆さんは包帯の道の新たな壁にぶち当たることでしょう。 うまく巻けずにもがき苦しむ皆さんの姿が今から目に浮かびます。 明日の授業が楽しみだなあ(笑) 誤解のないように…、自分が楽しみにしているのは、苦しんでいる皆さんの姿ではなく、壁を少しずつ登って行く皆さんの姿ですからね。 では、また授業で。

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